Unityデスクトップ環境がLomiriへ改名、ゲームエンジンとの混乱解消へ

2020年3月3日 21:18

印刷

記事提供元:スラド

 Ubuntuで採用されていたデスクトップ環境「Unity」(Unity 8)が、「Lomiri」に改名する。ゲームエンジン「Unity」との混同を防ぐのが目的だという(PhoronixUbportsによる説明)。

 実際、Unityの開発者らは、頻繁に「3Dモデルやメッシュをインポートするにはどうすれば良いのか」といった、ゲームエンジンのほうのUnityに関する質問を受けることがあったそうだ。また、Unityの依存パッケージには「ubuntu-ui-toolkit」のように「ubuntu」という名前が入ったパッケージが存在し、これがUbuntu以外のディストリビューションでUnityを提供する際に懸念となっていたという。そのため、「unity8」は「lomiri」に改名し、また「ubuntu-ui-toolkit」といった「ubuntu」が名前に入っているパッケージは「lomiri-ui-toolkit」のように「ubuntu」を「lomiri」に置き換えた名前に変更するとのこと。

 スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | ソフトウェア | ゲーム

 関連ストーリー:
Unity 7.4.5リリース 2018年02月22日
Unityデスクトップの存続に向けて開発者やメンテナ募集が行われる 2017年10月30日
Canonical、Ubuntu 18.04 LTSの標準搭載デスクトップアプリに関する意見を募集 2017年07月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事