北米マツダ、4車種が安全性の最高評価「トップセーフティピック+」獲得

2020年2月19日 07:21

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「2020 トップセーフティピック+」という最高の安全評価を受けた北米マツダのCX-5(画像: マツダUSA発表資料より)

「2020 トップセーフティピック+」という最高の安全評価を受けた北米マツダのCX-5(画像: マツダUSA発表資料より)[写真拡大]

 マツダの北米部門は2月12日、 IIHS(アメリカ道路安全保険協会)より4車種において最高の安全性評価「2020 TOP SAFETY PICK+(トップセーフティピック+)」の認定を受けたと発表した。今回安全性実験の結果を得たのはアメリカでだが、日本市場でも安心して乗れる車のイメージが明確化しそうだ。

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 IIHSが「2020 トップセーフティピック+」を与えたのは、「マツダ3」「マツダ6」「CX-3」「CX-5」の4車種であり、これは現行の自動車メーカーにおいて最多という。

 IIHSが行う安全性能の実験は、前面や側面などあらゆる方向から衝撃を受ける交通事故を想定した衝撃性能テスト。すべてのテスト項目で最高の「Good」評価を受け、前面衝突予防評価が「Basic」であれば、「トップセーフティピック」判定となる。また、前面衝突予防評価が「Advanced」「Superior」であれば、「トップセーフティピック+」の判定が下り、現行の自動車において最上級の安全性を証明できる。

 IIHSから安全性能で高評価を受けるには、ヘッドライト性能が「Good」か「Acceptable」であり、チャイルドシートが一定以上固定できることも必要となる。こうした厳格な試験をクリアすることで、メーカーは自社の車があらゆる面で安全とアピールし、カスタマーの安心を得られる。

 今回安全面のお墨つきを受けたのはマツダの北米部門だが、このニュースは日本市場にも好影響を与えるだろう。日本でもマツダは「マツダ・プロアクティブ・セーフティ」という、ドライバーの負担を和らげる車両構造や機能をアピールしている。

 これに「i-ACTIVSENSE」として、アクセルとブレーキの踏み間違いなどに起因した衝突事故を避けるための自動ブレーキ機能などを備えている。もともとマツダは事故を防止するための取り組みにも優れているうえ、他車が原因の事故に巻き込まれてもケガのリスクを抑えられるしくみと言える。

 今回のニュースで、マツダの安全への取り組が、よりアピールできるだろう。

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