Windows 7の壁紙が黒一色となる問題、修正更新がすべてのユーザーに提供開始

2020年2月12日 11:31

印刷

記事提供元:スラド

Microsoftは8日、1月の月例更新プログラム(KB4534310またはKB4534314)適用後にWindows 7/Server 2008 R2で発生していた壁紙が黒一色になる問題を修正する更新プログラムの提供を開始した(Windows 7/Server 2008 R2リリース情報BetaNewsの記事Softpediaの記事)。

この問題はデスクトップの背景に画像を指定し、画像の配置方法で「画面に合わせて伸縮」を選択している場合にだけ発生するもので、他の配置方法を選択すれば発生しない。この問題のみを修正する更新プログラム(KB4539602)はMicrosoft Updateカタログで提供されているが、1月31日にオプションの更新プログラムとしてリリースされたマンスリーロールアップのプレビュー(KB4539601)にも修正が含まれている。そのため、マンスリーロールアップを利用している環境はKB4539601を、セキュリティのみの更新プログラムを利用している環境はKB4539602を参照するよう説明されている。

これらの更新プログラムは約束通り、すべてのWindows 7 SP1/Server 2008 R2 SP1ユーザーが利用可能となる。KB4539601は2月のマンスリーロールアップで予定される品質強化のプレビュー版だが、すべてのWindows 7 SP1/Server 2008 R2 SP1ユーザーに2月のマンスリーロールアップも提供されることになるのかどうかは不明だ。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | グラフィック | スラッシュバック | バグ | Windows

 関連ストーリー:
Windows 10でタスクバーの検索が機能しなくなる問題が一時的に発生 2020年02月09日
Windows 7の壁紙が黒くなる問題、全ユーザーに対し修正パッチを提供へ 2020年01月28日
Windows 7、最後の更新プログラム適用で壁紙が黒一色になったとの報告 2020年01月23日
再生樹脂製の「黒いガンプラ」発売 2008年05月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事