ポール・スミス、2020-21年秋冬メンズコレクション発表

2020年1月23日 08:14

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記事提供元:ファッションプレス

 ポール・スミス(Paul Smith)が、2020-21年秋冬コレクションをフランス・パリで2020年1月19日(日)にウィメンズコレクションとともに発表した。

 アニバーサリーとなる今季は、これまでのアーカイブピースをまとめたムービーをオープニングに起用。パラパラ漫画のようにリズム感を持ってルックをコロコロと変え、長き歴史をギュッと凝縮させた動画を巨大スクリーンで映し出した。


■50thアニバーサリーを祝福

 イギリスのテーラードの伝統的なスタイルを継承しつつ、機能性、実用性に富んだモダンなデザインを提案するポール・スミス。今季は、アイコニックなテーラードを贅沢に揃えてブランドの世界観をエモーショナルに体感させる。


■遊び心あふれる英国テーラード

 ファーストルックから続くシングルジャケットは、ドレッシーなピークドラペルを取り入れながらも、色使いはカラフルでフォーマルな印象は薄い。ラペルは縁取るように刺繍を施し、中にはボーダー模様やサテン地の別布をラペルに貼り付けたものもある。

 続くのは、ボタン位置を斜め位置に配して、重ねたような襟にしたテーラードだ。ロング丈のものや、裾を切りっぱなしにしたものなど、遊び心溢れるデザインもあるが、ボタンをボディカラーと同色で揃えるなど、ディテールまでこだわっているので、すっきりとまとまっているように見える。

■ハイネックトップスをレイヤード

 インナーには、ハイネックのシャツをチョイスした。ジャケットと同系色のものを選び、トーンオントーンのコーディネートを提案。中には、ブランドロゴを全面にあしらったハイネックシャツや、袖だけドット柄の白シャツ、スパゲッティ柄のシャツなど、グラフィカルなデザインも揃えた。

 ボトムスはゆったりとしたフルレングスパンツでほぼ統一。反してアウターはバリエーション豊富で、ダウンコートやボアパーカー、ファーコートなど、コーディネートが楽しくなるラインナップだ。ウールのロングコートは、今季アイコニックに取り上げられた青空のようなライトブルーに染め上げた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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