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ランサムウェア被害に遭った米企業、復旧に失敗し従業員300人を一時解雇
不正にサーバーやPCに侵入してデータを暗号化しアクセスできないようにしたうえで、復旧させるための「身代金」を要求するランサムウェアの被害が近年多く報告されているが、米国のThe Heritage Companyという企業がランサムウェアによる攻撃を受け、その結果業務に多大な影響が出て従業員を一時解雇(レイオフ)する事態になっていたという(ZDNet、piyolog)。
同社は米アーカンソー州を拠点とするテレマーケティング会社。ランサムウェアの被害を受け始めたのは20019年10月で、サーバーが攻撃を受けて感染、社内の幅広い部門に影響したという。同社は身代金の支払いを行い、またデータの復旧も試みるも、12月25日までの復旧には失敗し、その損害は数十万ドルにも上ったという。そのため同社の幹部は同社のすべてのサービスを一時停止することを決め、300人以上の従業員の一時解雇に至ったようだ。
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