COS 2020年春夏ウィメンズコレクション 捻りを加えた、モダンなワードローブ

2020年1月4日 12:31

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記事提供元:ファッションプレス

 COS(コス)2020年春夏ウィメンズコレクションが、発表された。

■クラフトマンシップを忍ばせて

 今シーズンは、クラフトマンシップを駆使したモダンなワードローブを提案。まず洋服のテキスタイルには、植物性の染料を用いた柔らかな表情のファブリックや、コーティング加工でひと手間加えたデニムを用いて、独自の風合いをプラス。

 またディテールにもこだわり、“隠しポケット”がその好例。柔らかなグレーのミニ丈ドレスは、ウエストから裾にかけて横断するギャザーのラインに沿ってポケットをオン。現代の自由なスピリットから生まれた一着は、日常着orパーティースタイル共に楽しめる、シティライクな一着に仕上がっている。

■アレンジをきかせたシルエット

 インダストリアルなグレーを基調にした、ニュートラルカラーが目立つ今季。単色で仕上げたミニマルな洋服には、シルエットで個性を引き出していく。真っ白なシャツドレスは、生地をレイヤードしたことで、裾が2段に分かれたユニークな構造。光沢感のあるシルバーのセットアップは、風で裾が大きくひるがえったかのような、躍動感あふれるフォルムが印象的だ。

■マスキュリンな要素との融合

 マスキュリンな要素を取り入れたルックも登場。ゆったりとした分量のジャケット×パンツのメンズライクなスタイリングには、ドローコードでウエストを絞ることで、緩急を強調させたクリーンな印象に。また大きくタックを入れたテーラードのジャンプスーツには、胸元をVネックで大胆に開けることで、女性らしさを香らせている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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