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大学入学共通テストの記述式問題導入、白紙に
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
現在の大学入学センター試験に変わって再来年より実施される「大学入学共通テスト」では英語の民間試験や記述式問題が導入される予定だったが、先日英語の民間試験導入については延期となった(過去記事)。そして、記述式問題についても再来年からの導入見送りが発表された( NHK、朝日新聞、読売新聞、日経新聞)。
導入断念も含めて再検討する方針だという。改革の2つの柱がともに延期になったわけで、大学入試改革は今後どうなるのだろうか?
なお、萩生田文部科学大臣は大学に対し「個別の選抜試験で記述式問題を積極的に活用するよう求めた」とのことだが、2016年の朝日新聞の記事によると、2015年度に82の国立大で出された2次試験の問題2万4066問のうち、88%がいわゆる「記述式」の問題だったという。これに対し、当時の文科省担当者はこれについて「どんな質の問題かまでは分析されていない」とし、共通テストでの出題は「複数の情報から考えを組み立てて表現する新タイプ」として必要だとしていた。
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