関連記事
大阪大学、土に還るIoTデバイスを開発
記事提供元:スラド
大阪大学が、生分解性の素材を使用したIoTデバイスを開発した。使用後の回収が不要であるため、災害時などに大量に設置するといった用途に向いているという(日経xTECH、@IT、大阪大学の発表)。
このデバイスはセルロースナノファイバー(CNF)を素材とした「ナノペーパー」などで構成されている。金属なども使われているがその量は微量で、総体積の95%以上が微生物の働きによって分解されるという。
実験ではMHz帯での無線発信に成功したとのこと。ただ、現在は湿度センサーのみしか実装されておらず、電源やアンテナも別途必要になるため、すぐに実用化できるという段階ではないようだ。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ハードウェア | ネットワーク
関連ストーリー:
プラスチック製ストローの代替品、どれなら使う? 2019年11月04日
生分解性プラスチックを使ったカード類、経年劣化で砕ける恐れ 2019年05月15日
ネスレ、プラスチック製ストローの全廃などプラスチック廃棄物への取り組みを加速 2019年01月25日
生分解素材を使った「土に返る」電気自動車 2018年04月12日
釣り餌として知られるブドウムシはポリエチレンを食べて分解できる 2017年04月28日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク