Google社員向けChromeのカレンダー監視機能に対し批判

2019年10月29日 18:02

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 Googleが社員のPCにインストールされているカスタム版のChromeブラウザに、「報告」機能を追加しようとしていたとして批判されているという。これに対しGoogleは監視目的ではないと主張したようだ(BloombergCNETSlashdot)。

 問題の機能は、10部屋以上もしくは100人以上の参加者がいるイベントを作成した際に自動的にその旨を通知するというもの。この機能について言及された社内メモでは、社員の組織化を把握するためのものだと記されていたという。

 一方でGoogleはこの機能について、多数の従業員のカレンダーにイベントを自動追加するような行為について事前によく確認するよう求めるためのものであり、監視目的ではないと主張している。Google社内では共有カレンダーを使ったスパム行為が増えており、これに対応することが目的だという。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 検閲 | Google | IT

 関連ストーリー:
Google、中国政府公認の検閲付き検索サービス「Dragonfly」計画を中止との報道 2018年12月21日
Google、過去2年間で48人をセクハラで解雇。アンディ・ルービン氏にもセクハラ疑惑 2018年10月31日
元Googleエンジニア、Googleに差別的な文化があるとして提訴 2018年02月28日
Google、従業員が抗議活動などのために会社のメールシステムを使うことを禁止できるよう当局に求める 2019年01月31日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事