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プラスチック系の化学繊維使用ティーバッグから大量のマイクロプラスチック
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
紅茶のティーバッグには化学繊維が使われているものがあるが、このティーバッグから大量のいわゆる「マイクロプラスチック」が放出されているとの研究結果が発表された(Environmental Science & Technology誌掲載論文、NEW SCIENTIST、Wedge、Slashdot)。
ティーバッグの素材としては紙や化学繊維が使われているが、今回問題となっているのはナイロンやポリエチレンテレフタレート(PET)系の化学繊維を使ったもので、実験ではティーバッグ1袋あたり約116億のマイクロプラスチックと、31億のナノプラスチック(マイクロプラスチックより千倍小さい粒子)がお湯の中に放出されていることが分かったとしている。これは一般的な飲食物に含まれる量の数千杯に相当するそうだ。ただ、これらが健康に及ぼす影響は不明だという。
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