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iOS 13のプライバシ保護機能、FacebookやGoogleへの挑戦か
Anonymous Coward曰く、
Appleが9月19日、iOS 13をリリースした(CNET Japan)。25日には問題点などを修正したバージョン13.1がリリースされるとともに「iPadOS 13.1」もリリースされている。このiOS 13では、「ユーザーの同意なしに位置情報にアクセスすることを防止」するといったプライバシー保護の機能が強化されている(Forbes、iPhone Mania、Slashdot)。
たとえば、アプリによる位置情報の使用頻度がiOS13では明示されるようになった。アプリがどれだけユーザーの位置情報を使用したかを通知するとともに、引き続きバックグラウンドでの位置情報取得を許可し続けるかどうかの選択肢を提示するという。
これまでは多くのアプリがバックグラウンドで位置情報などを追跡でき、得たデータを元に企業が広告のターゲティングをしてきた。位置情報に関連するiOS 13での変更は、GoogleやFacebookなどの企業に大きな影響を与える可能性がある。
iOS 13はデータ収集の慣行を視覚化してユーザーに認識させ、それを停止する機会を提供している。これはFacebookおよびGoogleのビジネスモデルに対する攻撃ともいえる。ソースの一つであるForbesでは、iOS 13のこれらの機能は「無関心なAppleユーザーであっても、プライバシーを気にすることを促せる」と結論付けている。
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