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米大学生、トランプ大統領の納税申告書ハッキングしようとして逮捕
taraiok曰く、
米ハバフォード大学の学生が、トランプ大統領の納税申告書をハッキングによって手に入れようとして逮捕されていたそうだ(The Philadelphia Inquirer、Slashdot)。
1970年代後半以降の主要政党における米国大統領候補者は、選挙日の前に納税申告書を公開してきた。しかし、トランプ大統領は、大統領選の段階でも「税務申告書から学ぶべきことはない」として、自身の納税記録の公開を拒んできた経緯がある。
逮捕された1人のAndrew Harrisは、連邦政府の学生援助の申請を提出したとき、フォーム入力時にアメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)にリダイレクトされて、自分の納税申告情報が自動的にインポートされることに気がついた。そこで、2016年11月の大統領選挙の6日前、HarrisとJustin Hiemstraは、トランプの血縁を偽装してドナルド・トランプ氏の納税申告書を入手することを企てた。
彼らは、学生支援無料アプリケーション(FAFSA)にアクセス。トランプの子供の名前で登録しようとしたところ、すでにユーザー登録されていたという。そこで、パスワードリセットに挑戦した。必要な質問項目はGoogleで検索して答えを推測した。しかし、セキュリティ関係の質問の一つは4回挑戦して失敗。結局あきらめることになった。しかし、彼らの行動は監視されており、IRSはすぐに連邦捜査官をハバフォード大学に派遣、彼らは逮捕されたという。
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