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おすすめできない副業 (12) 「NHKなどの集金代行業務」
副業初心者は、様々な仕事の中から自らが行う副業を選ぶ必要があるが、ネット上には多くの情報があり、選択するのにも苦労していることだろう。そんな中、この副業はおすすめできないというものを紹介している本コラム。今回は、今話題のNHK等も公式ホームページで募集しているような、集金代行業務について紹介したい。
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■どのような副業形態になるのか?
集金代行業務を副業にする場合は、その業務を行っている企業と業務委託契約を結ぶことが多い。その場合、成果報酬型の契約となることが多く、契約件数や、未払金・未収納金などの集金額や集金件数が成果となる。
訪問数や時間などのノルマがある場合があり、自由にできる副業ではないが、コツをつかめれば、高収入も見込めるといえるだろう。業務を行う時間帯は、基本的に対象者が在宅の時間帯である夕方などがメインとなる。
■なぜ集金代行業務の副業はおすすめできないのか?
一番は、業務の際に対応する人との関係性の問題がある。NHKであれば、契約を拒否している人に対して回ることになり、その他未払金・未収納金の集金代行であれば、お金があまり無い人や訳あって支払いを拒否している人に対して回ることになる。
基本的に対立関係の構図になりやすく、トラブルも発生しやすい。初対面の人とトラブルになるというのは、大きな精神的負担になるのはもちろん、実害が発生する可能性だってある。
また、自由度も安定性も無い点も理由となる。対象者が在宅している時間がメインの副業時間となるため、夕方や土日等にしか行うことはできない。そして成果報酬型が多く、難易度も高い案件が多いため、安定収入は見込みにくい。もともと類似の形態の営業活動を行ったことがある、体力的にも精神的にもタフな人でなければ、続けることですら困難な副業といえるのだ。
副業は、しっかりとした稼ぎを実感するには一定の行動期間やノウハウの構築が必要となる。その負担があまりにも高い副業といえるので、あまりおすすめはできない。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る)
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