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Google、Android Q Beta 6を提供開始
Googleは7日、次期Android「Q」最後のベータ版となるBeta 6を提供開始した(Android Developers Blogの記事、 リリースノート、 Android Policeの記事、 The Vergeの記事)。
Beta 6では数週間後にリリースされるファイナル版の特徴やシステムの挙動がすべて含まれており、数多くの修正や最適化が行われているという。また、システムの「戻る」ジェスチャーについて、アプリの操作と競合する場合に設定可能な除外領域の縦方向の長さが200dpに制限されたほか、「設定」で感度調整が可能になったとのこと。
アプリ開発者には既存のアプリをGoogle Playからインストールして動作をテストし、Android Qで変更された挙動に対処できているかどうかを確認することが推奨される。Android Qとの互換性に関する修正を行った場合は、すぐにGoogle Playで公開することも推奨されている。
Beta 6はファイナル版に近付いているものの、サポートされるデバイスで安定性やバッテリー、パフォーマンスの問題が発生する可能性もある。また、ユーザー補助機能を必要とするユーザーが日常的に使用するには不向きであり、Googleのアプリを含む一部のアプリが予期した通り動作しない可能性もあるとのことだ。
AndroidのメジャーバージョンではCupcake以来、デザートの名前を付けるのが恒例になっている。Android 5.0 LollipopからAndroid 7.0 Nougatまではファイナル版提供開始前に名前が発表されていたが、Android 8.0 OreoとAndroid 9 Pieは名前の発表と同時にファイナル版の提供が開始された。今回はどうなるだろうか。
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