MSGM、2020年春夏メンズコレクション 鮮烈な色と柄に溢れる若者のエネルギー

2019年8月7日 07:53

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記事提供元:ファッションプレス

 MSGM(エムエスジーエム)の2020年春夏メンズコレクションが、イタリア・フィレンツェにて発表された。

■ヴィヴィッドでハイテンションな"夏の気分"

 ブランドのスタートから10年を迎えたクリエイティブ・ディレクター、マッシモ・ジョルジェッティが会場に選んだのは、ネルソン・マンデラ・フォーラム。反アパルトヘイト運動に身を捧げたマンデラの、スポーツ・平等性・若者たちのパワーへの思いが込められる。今季のテーマは「夏の気分」。青々と広がる海に未知の世界を重ね、眼も眩むようなイメージに酩酊する若者のエネルギーが表現された。

 きらめく陽光に揺らめく水面を想起させる、ターコイズ・エメラルド・イエロー・ピンク...そんな溌剌としたカラーが、ジャケットからシャツ、ニットにパンツ、そしてバッグやサンダルまでを、ヴィヴィッドに彩る。シルエットは総じてルーズでノリよく。MSGMにアイコニックな色・柄のハイブリッドも夏模様。グラデーションのかかったレオパード柄には、バンダナ柄、ロブスターにフローラル柄が掛け合わされ、鮮烈なコントラストがテンションを高める。

 ベルリンを拠点に活躍するアーティスト、ノーバート・ビスキーを起用したウェアも登場。強くまなざす男性の顔を描いたジャケットやセーター、海を背景とした身体を大胆にプリントしたシャツやショーツは、欲望にうねるイメージを纏い、今季のMSGMの気分を象徴している。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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