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デザインやレイアウトだけ変えるWebリニューアルは効果なし 逆効果とも
記事提供元:スラド
Webサイトをリニューアルしても、成約数(コンバージョン、CV)や成約率(CVR)は改善しないという調査結果が発表されている(WACULの発表)。
WACULはAI技術を使ってWebサイトの診断や改善提案を行うサービスを提供しており、このサービスに登録しているサイトのうちリニューアルを実施したことのあるサイト20件を抽出して分析したという。その結果、Webサイトリニューアルによって成約数や成約率の両方もしくはいずれかが上昇したのは3割に留まり、また上昇した場合でも成約率の向上は最大1.2倍程度だったという。
また、サイトの構造を変更したサイトはいずれも成約数や成約率が改善した一方、デザインや書式、レイアウトといった表層的な変更を行った場合成約数や成約率が改善したのは2割だったという。
このことから、構造的なWebサイトのリニューアルには効果があるものの、単にデザインを変えるだけといった表層的変更には効果がないとの結論付けられている。
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