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阪急交通社、大阪・福岡・新宿発のボランティアバスツアー発売 昨年に続き
昨年のボランティアツアーの様子(阪急交通社発表資料より) [写真拡大]
阪急交通社は、ボランティアに参加する人々を対象とした日帰りバスツアーを発売した。9月および10月に大阪、福岡、新宿を各々出発するコースが各地1コースずつ設定されている。
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大阪発コースは、9月16日開催で、「高野参詣道女人道 道普請作業と高野山のガイドと奥の院めぐり 日帰り」コースとして、高野参詣道での土の運搬と整地などを行う。高野参詣道女人道は、年間を通じて雨量が多いうえ、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に追加登録されて観光客が増加したことで、参詣道が傷んでいた。これらの補修に60分程度参加するボランティアを募集する。
福岡発コースは、9月28日開催で、「南阿蘇鉄道 復興ボランティア活動とトロッコ列車乗車 日帰り」コースとして、南阿蘇鉄道駅での草刈りや清掃作業を行う。
新宿発コースは、10月10日開催で、「富士山清掃ボランティアと富士山の麓 ごてんば高原 御胎内温泉入浴 日帰り」コースとして、富士山2合目での清掃作業を行う。
同社では、2008年よりCSR活動の一環として、バスツアーを仕立てた従業員ボランティアの輸送を行ってきた。これらの活動は、近年のボランティアへの関心の高まりで注目され、一般からも同社社員向けボランティアバスツアーへの参加希望が多数寄せられていたという。そのため昨年より、一般客も対象とした日帰りボランティアバスツアーの運行を開始していた。
各ツアーとも40名前後の募集で、ボランティア活動は60から90分程度の軽作業となっている。また、作業の疲れを癒すための温泉入浴、観光も組み込まれており、ボランティア初心者も参加しやすい構成となっている。
阪急交通社では、日本の美しく豊かな自然を永く後世に残すために、これからも、これらの環境保全活動を継続していくという。
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