sacai、2020年春夏コレクション発表 sacaiの考える新たな男性の正装

2019年6月26日 07:28

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記事提供元:ファッションプレス

 sacai(サカイ) 2020年春夏コレクションが、2019年6月22日(土)フランス・パリで発表された。

■フォーマルウェアをベースに

 sacaiのシグネチャーであるハイブリッドは、フォーマルスタイルを代表するワードローブの上から始まった。大小異なるサイズのタキシードシャツを重ねたトップスは、片側だけがステッチで留められ、首からぶら下がったボウタイによってもう片側を繋ぎ留めている。また解体と構築を繰り返したテーラドジャケットは、後ろからみると異なるサイズのジャケットを纏っているかのように、複数の“裾”がひるがえって見えるのが面白い。

■重ねて楽しむレイヤード

 伝統的なフォーマルスタイルをカジュアルな要素で再解釈したアイテムも登場。Tシャツとハーフパンツのリラクシングなセットアップには、グレーのスーツ地を採用。両者の裾からは、スーツのライナーで仕立てたようなインナーが顔を出すギミックも、sacai ならではの遊び心が感じられる。またそんな“スーツ地シャツ”の上に、本物のカジュアルなTシャツをレイヤードしたスタイリングも登場した。

■コラボプリントも

 モッズコートやボンバージャケットなど、ミリタリーなムード漂うウェアに並んで登場したのが、sun surfとのコラボレーションによる、アロハシャツの伝説「Duke Kahanamoku」によるアーカイブプリント。カモ柄にも見えるそのカーキーのプリントは、よく目をこらしてみるとヤシの木が生い茂るトロピカルなデザイン。ピンクやグリーン、ホワイトなどカラフルな色彩を使った艶やかなタイプも登場し、ニュートラルな色彩のコレクションに彩りを投じていく。

■ゼブラ柄がアクセントになるフットウェア

 足元を飾るフットウェアにも注目。今季はスニーカー、スリッポン、ストラップサンダル…と、豊富なバリエーションを取り揃える。中でもワードローブにも登場したゼブラ柄が積極的に取り入れられていて、ブラックをベースにするストラップサンダルやスニーカーのアクセントになっていた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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