関連記事
デザインから総務代行まで、ワンストップでスタートアップ支援「19design」
オラクル構想準備室(福岡県福岡市)は6月21日、スタートアップ企業の立ち上げ時に必要な各種サービスを提供するオンラインサービス、「19design」をリリースした。新規事業立ち上げの際に必要な各種制作業務やPR、総務代行などをワンストップで提供することで、複数のサービスを検討する時間や個々のサービスの管理といったロスタイムを削減する。
【こちらも】ソニー、スタートアップ立ち上げ支援の無料サービス「StartDash」を公開
事業立ち上げ初期に発生する雑多なクリエイティブ業務の処理は、多数のスタートアップが最初に直面する関門と言える。例えば自社ホームページの制作であれば、ドメインの購入やサーバーの契約、サイトのデザインやコーディングを行う必要がある。資料の制作であればライティングやデザイン業務が発生する。総務や税務関連の処理も欠かすことはできない。
これらのタスクを実行するには専門知識が必要となり、持ち合わせていなければ外注せざるを得ない。そこを包括的に提供するのが同サービスだ。オラクル構想準備室によると、ホームページからロゴや資料までの各種制作に加え、広報・総務業務を代行する専門家の紹介まで、同一のプラットフォーム上で全てを提供するサービスは国内初という。
提供されるサービスの幅は広い。ドメインの購入、サーバーのレンタル、ホームページビルダー「Builda」の使用、クリエイターとのビジネスマッチング、ロゴ・名刺・営業用資料、Webページの制作・プレスリリースの制作・配信、総務・税務の代行が提供される。サーバーのレンタル、名刺制作、総務・税務の代行に関しては、2019年7月にリリースが予定されている。
利用方法は簡単で、一般的なECサイトと同じ感覚で各種サービスを購入できる。必要なサービスをカートに追加し、銀行振込やクレジットカードで決済を行えば、サービスの業務がスタートする。「19design」は、「外注先を選び、それぞれに最適なコミュニケーションを探す」という手間がかかる作業から、スタートアップ経営者たちを解放してくれるだろう。
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- 京都フュージョニアリング、15.6億円を調達 三井不動産やフジクラから 4/14 15:42
- 離乳食サブスクのMiL、5.5億円を調達 商品ラインアップ拡充へ 1/16 08:41
- セルージョン、ニコン子会社と提携 iPS細胞による角膜治療を製品商業化へ 3/ 8 11:28
- Trimが完全個室型ベビールームを開発した理由とその推移 8/27 07:51
- リアルタイムで盛り上がる 次世代スポーツ観戦アプリ「SpoLive」導入チーム続々 2/20 09:51