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ホンダは7日、7月にフルモデルチェンジして発売する予定の、新型軽乗用車「N-WGN(エヌ-ワゴン)」と「N-WGN Custom(カスタム)」の情報をホームページで先行公開した。
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今回の新型「N-WGN」は、2017年にフルモデルチェンジされた「N-BOX」、2018年に登場した商用車の「N-VAN」に続く、新型Nシリーズの第3弾となる。「N-BOX」がスライドドアを備えた背の高いハイトールワゴンであるのに対して、同じトールワゴンであってもスライドドアでなく通常のヒンジドアを採用する、少し低めのクラスになる。
スズキの「ワゴンR」 、ダイハツの「ムーヴ」、そして先ごろモデルチェンジして発売された日産の「デイズ」が同クラスライバルとなる激戦区の車種である。
■背の低い「N-BOX」
今回のフルモデルチェンジでは、安全性能や使い勝手を向上させ、親しみやすさのあるデザインを採用している。
公表された画像を見る限りでは「N-BOX」に準じた角ばった箱型デザインとなっており、フロントマスクのみ公開されサイドの画像はないものの、「N-BOX」を低くしたデザインと見て間違いなさそうだ。「N-WGNカスタム」では従来通り、標準車より力強さや上質感を全面に出しているが、円形状のヘッドライトによって親しみやすさは保っている。このスタイリングがどう受け入れられるかが勝負の分かれ目になりそうだ。
■ホンダの軽自動車初採用の装備がある
装備面では先進の安全運転支援システムであるお馴染みの「ホンダセンシング」を標準装備。これにはホンダの軽自動車で初めてとなる渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロールも含まれており、パーキングセンサーシステムをホンダの軽自動車で初めて標準装備するなど「N-BOX」を凌ぐ機能を採用している。
また、運転席のテレスコピック&チルトステアリング機構を標準装備しており、これもホンダの軽自動車で初めてとなる装備だ。これにより最適な運転姿勢を確保できるようになった。さらに荷室がこれまでより低床化され、重い荷物や高さのある荷物が積載しやすくなり、備え付けのボードを使うことによって上下二段の積み分けが可能になる工夫がされている。
■まとめ
「N-BOX」が直近の月度の販売統計でも2万台以上を売り上げ、全乗用車のトップに君臨している中、「N-WGN」はモデル末期ということもあり、10分の1の約2千台と低迷している。新登場の日産デイズが1万台以上で急上昇している中、果たして「N-WGN」が「N-BOX」並みのヒット車種となれるのか注目される。
(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)
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