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台湾TSMC、Huaweiとの取引を継続
あるAnonymous Coward曰く、 半導体の受託生産を行っている台湾・TSMCはHuaweiとの取引を継続するという(日経新聞)。法的な調査の結果、取引が米国の輸出規制の対象に該当しないという結論が得られたためとしている。
Huaweiといえばソニーのイメージセンサーをハイエンド機などに使用しているが、ソニーはHuaweiとの取引停止を表明しておらず、DRAMを提供するSKハイニックスとの取引も継続されている。最大の懸念が解消したことで、中国国内向けの製造に関しては、問題なく対応できるのかもしれない。
ただし、25%以下になるのは製造装置については対象外となると考えられているためで、法律を改正して製造装置も含むようになれば、TSMCもHuawei向けに製造を続けられなくなるかもしれない。
米国によるHuaweiへの輸出規制では、「米国由来の技術などの市場価値が製品全体の25%超なら事実上の禁輸対象になる」という。TSMCでは米国由来の知的財産や材料を使用しているほか、製造装置についても米国製のものを使っているが、製造装置は「米国由来の技術などの市場価値」に含めないと判断。その場合、「米国由来の技術などの市場価値」は25%を大きく下回るという。
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