「ワイズ」が5年ぶりにランウェイショーを開催

2019年5月27日 09:44

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記事提供元:アパレルウェブ

 「ワイズ(Y’s)」が2019年5月25日(土)、5年ぶりとなるランウェイ形式のファッションショーを東京都渋谷区の会場で開催した。
 ショーは2部構成で実施。1部では「ZENTHE」ショーとして、ワイズ 表参道ヒルズ店にて同ブランドのジェンダーレスラインである「ワイズバングオン!(Y’s BANG ON!)」の最新コレクションを披露。そして2部では、今回のメインイベントであるメイド・イン・イタリーの最高品質を誇るマテリアル「Alcantara®」を提供するアルカンターラ社とのコラボレーションしたカプセルコレクションを発表した。


 「ZENTHE」ショーは、イベント全体のオープニングアクト(前座)との意味を込めて名付けられた。イベントの全容は当日まで明かされず、ショップ内の限られたスペースでシークレットイベントのような雰囲気の中開催された。少量生産で同じモデルを同じ生地で再生産しないため希少価値を持つ「ワイズバングオン!」。最新コレクションは15着のコートをメインピースにした。5つの型を用い、素材やディテールを使い分けることで様々な表情に紡ぎ上げた。立体的なディテールやファーのボリュームで、オーバーサイズに仕立てられたコートはメンズもウィメンズの垣根を超えて印象的なルックを創り上げていた。「ZENTHE」で発表された15のコートにはランウェイでのルック順にナンバリングされ特別な表示がされているという、まさにエクスクルーシブなアイテムとなっている。
 
「ワイズ バングオン!」2019秋冬コレクション


 ワイズとイタリアのアルカンターラ社のコラボレーションは、2014年3月にイタリア大使館で発表したコレクションに続く2回目。新しいカプセルコレクションは、ワイズの「何者でもない新しい、日常にある、唯一の服」というブランドテーマと2019秋冬コレクションのクリエイションをベースに、今回のために特別に生産されたアルカンターラ®を用いて紡ぎ上げられた。クラシックなアイテムをベースに、シルバーの煌めきでフューチャリスティックな要素を加えたり、フードコートやポンチョ風コートでスポーティーなアイテムに仕上げたりと、ワイズのクリエイティビティとアルカンターラ®の素材の多様性を見せつけた。どのアイテムもアルカンターラ®の特徴であるソフトな肌触りが見ているだけでも伝わってくるような、軽やかな印象で作られていた。
 同コレクションは、今秋からワイズ表参道ヒルズ店での発売を皮切りに、日本国内の限定されたワイズストアで展開予定だという。
 
「ワイズ&アルカンターラ」2019秋冬コレクション

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