ビットコイン、4月より値上がり傾向も安定はせず

2019年5月22日 13:47

印刷

記事提供元:スラド

 今年4月以降、ビットコイン(BTC)の価格が再び上昇しているそうだ。ただ、突発的に下落する動きも見られており、安定しているとは言えない状況となっている(ロケットニュース24朝日新聞 ブルームバーグ)。

 ビットコインのチャートを見ると、ビットコインの価格は2017年末から2018年初めの1BTCあたり約170万円前後がピークで、そこからは下落が続き2018年末から2019年初めには1BTCあたり30万円台後半~40万円前後で安定していた。しかし、2月からは緩やかに値上がりし、さらに4月にはその動きが加速、5月には一時1BTCあたり90万円近い価格にまで上昇した。ただその後は反落の動きも見られるなど、安定しない値動きとなっている。

 値上がりの理由は不明だが、米中貿易摩擦によって世界経済の先行きが不透明になっていることが理由の1つではないかとも見られており、日経新聞は『理由は不明でも「とにかく上がっている」というだけで仮想通貨に買いが向かうところに、短期筋の手詰まり感が見て取れる』と分析している。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | IT | お金

 関連ストーリー:
孫正義氏、ビットコイン投資で145億円以上損していた 2019年04月30日
GPUでの仮想通貨マイニングで稼ぐのはもう不可能? 2018年12月18日
ビットコイン急落で採掘から撤退する業者が増加中? 2018年11月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事