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国産の「らせん水車」が国内で初稼働 農業用水路の低落差で発電
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 農業用水路を流れる水を使って発電できる、「らせん水車」を使った小水力発電所である八幡沢発電所が岩手県一関市で稼働を開始した(ITmedia、岩手日報、日経xTECH)。
らせん型の水車を採用することで、最大2.34mという低い落差でも効率的に発電でき、ゴミが詰まりにくいという特徴があるそうだ。水車のサイズは直径2m、長さ9.6m。年間11万2759kWhの発電を見込んでいるとのこと。
同地域ではすでに海外製のらせん水車を導入しているが、維持管理の改善が期待できることから、日本工営が開発・製造した国産水車が採用された。国産らせん水車が商用として導入されるのは日本で初という(日本工営の発表)。
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