いちから、VTuberコミュニティ「にじさんじネットワーク」開始 一般募集も

2019年5月10日 20:17

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初期参加メンバー。(画像: いちからの発表資料より)

初期参加メンバー。(画像: いちからの発表資料より)[写真拡大]

 エンタメ系スタートアップのいちから(東京都渋谷区)は、VTuberコミュニティサービス「にじさんじネットワーク」をスタートした。10日よりサポート会員の一般募集を開始し、初期メンバーとして、なるふぇありすと天開司が参加することも発表。VTuberを一時的な流行で終わらせるのでは無く、長く愛され続ける「文化」として昇華・定着させることを目指す。

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 「NEXT ENTERTAINMENT FACTORYー魔法のような、新体験を。ー」をミッションとするいちからでは、これまで、VTuber・バーチャルライバーグループの「にじさんじ」を運営してきた。このプロジェクトは、人気VTuber・バーチャルライバーである月ノ美兎、樋口楓、静凛らをはじめ多様なメンバーが所属しており、今では約70名のライバーが、動画配信プラットフォームや各種SNSサービスで活動している。

 今回は、このプロジェクトで培ったノウハウやサポート力を活かして、VTuberのためのコミュニティサービス「にじさんネットワーク」を提供する。応募して審査に通ると、ライバーの各種活動をアドバイスしてくれる「マネジメントサービス」や、他メンバーと交流できる「コラボサポート」、同社が連携する企業等の紹介を受けられるほか、スタジオの貸出し、番組への出演、グッズ化などの「マネタイズサポート」を受けることができる。

 同社では、サービス始動の発表と共に、初期参加メンバー2名のプロフィールも公開。雄のインコが22才の女性に生まれ変わり、ゲームや金儲けに夢中の「ふぇありす」と、ゲーム、漫画、麻雀、酒をこよなく愛し、VTuber活動で借金返済をもくろむバーチャル債務者の「天開司」がそのメンバーだ。

 また同時に、一般会員の募集も開始。エントリーフォームで応募すると、同社で審査が行われ、その後面談・相談を経て、認められれば晴れて「にじさんネットワーク」に参加でき、各種サポートを享受できるようになる。

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