EU、Spotifyの訴えを受けてAppleを独禁法違反で調査へ

2019年5月9日 14:35

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 今年3月、音楽ストリーミングサービスSpotifyがEUに対し「Appleから不公平な扱いを受けている」として提訴を行った(過去記事)。これを受けて、EUが正式な調査に乗り出すことになった(iPhone ManiaEngadgetVentureBeatSlashdot)。

 SpotifyはApp Store経由でユーザーが課金した場合、初年度はその課金額の30%、1年後は15%をAppleが徴収する、いわゆる「Apple税」について不満を示しているが、Apple側は歩み寄る様子がないという。

 EUの調査はApple Musicに留まらず、App Storeに関連するすべてのサービスに対して調査が行われるとみられている。シリコンバレーでは、自社プラットフォームを最大限に利用して収益を上げることが推奨されている。対して欧州の規制当局は、こうした考えはイノベーションに害を及ぼすと主張、間接的に選択肢を奪う慣行から消費者を守ることが彼らの仕事であると主張している。

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