Windowsの「令和」元号対応更新プログラム、一部アプリで不具合

2019年5月8日 00:47

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記事提供元:スラド

 Microsoftが4月26日に新元号「令和」に対応するための更新プログラムをオプション扱いでリリースした。5月1日にはWindows 10 バージョン1809向けの更新プログラムもリリースされ(窓の杜)、これで現在サポートされているすべてのバージョンのWindowsで新元号対応のための更新プログラムがリリースされたことになるが、これらに関連する不具合も複数報告されているようだ(Qiitaに投稿された報告記事1報告記事2)。

 特に大きな問題として指摘されているのは、一部のアプリケーションで画面表示が崩れるというもの(「KancolleSniffer」での報告)。更新プログラムを導入すると、MS UIゴシックやMS Pゴシックでテキストの幅が僅かに大きくなり、そのためレイアウトが崩れるケースがあるようだ。

 また、本来オプションとして配布されるはずの更新プログラムが誤って一部のユーザーに自動配信される問題も発生している(窓の杜)。この更新プログラムには新元号関連の変更も含まれており、インストールされると和暦を扱うアプリケーションに影響が発生する可能性もあるという。

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