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秋元康氏、AKB運営から除外されている?
5月5日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ)内にて、グループを卒業したばかりの指原莉乃が出演した。
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卒業直後で本来なら明るく希望に満ちた話を聞きたいところでもあるが、苦渋に満ちた表情で、NGT事件について、彼女が知りえることを正直に、一種の悲壮感までにじませて発言しているのを見ると切なさも感じさせるものだった。だがここで記者が注目したのは、今回のNGTの事件に関しては、秋元康氏に報告も相談もないまま、運営が突っ走ってしまっているという内容だった。
指原によると、トップ(おそらくAKSの人事)が変わってから、秋元氏は楽曲提供だけの立場になり、内部のことに関する情報から遮断されているようで、被害者の山口真帆とも、間に入っているスタッフを通じての連絡をとっているとのことだ。
前日には、山口自身も秋元氏への感謝と謝罪の意を込めたモバメを送っており、今回の事件において、秋元氏は完全に蚊帳の外に置かれている状況が明らかになった。
このことが、秋元擁護のための発言だと指摘する声もあるが、これが本当なら、むしろ別の大問題に発展する可能性もある。AKBGは、まぎれもなく「秋元康プロデュース」という形で認知されており、所属しているメンバーやその家族、関係者は、秋元康がプロデュースしているグループとして入っているはずだ。
もし現状、秋元氏が、楽曲提供者としてだけの存在なのであれば、それはもはやプロデューサーではないということになる。
先日の記者会見では、松村氏が「秋元氏はクリエイティブ担当のプロデューサー」と苦しい言い訳をしていたが、これまで指原をHKTに移籍させたり、恋愛禁止ルールに抵触して処分されるメンバーが出るたびにコメントをしてきた秋元氏が、この重大な事件にコメントを出す立場にないというところまで追いやられているという現実は衝撃が大きい。
AKBG内において、秋元氏の影響力が低下していることは、以前から感じられていたし噂にもなってはいたが、指原の話を聞いていると、トップが変わった途端に情報からも遮断されているということは、一種のクーデターだったのかもしれない。
だが禅譲であったにせよ、無血クーデターであったにせよ、もはやAKBGは秋元康プロデュースではないというのであれば、そして秋元氏に今回のNGTの件について説明能力がないのであれば、それは速やかに公表しなければならない。
さもなければ、プロデューサーでない人間をプロデューサーとしてメンバーを集め、仕事のオファーをうけているわけで、一種の詐欺ですらあるだろう。それにしても秋元氏が、実質的なプロデュースをしていないことがわかってしまったAKBGの今後はどうなるのであろうか?(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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