仕事が早い人ほど無意識? 本当に仕事が早い人に共通するマインドとは

2019年4月11日 20:59

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本当に仕事が早い人には共通するマインドがある

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■仕事が早い人だけに共通するマインドとは?

 本当に仕事が早い人と、仕事が早い人と思われたい人との決定的な違いはマインドにある。忙しい日常を送るビジネスパーソンのなかには、少しでも仕事を早く片付けたいと考えている方も多いだろう。そして作業効率をあげるためにパソコンスキルを高めたり、身の回りの整理整頓を心掛けたりと工夫しているのではないだろうか?

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 しかし、本当に仕事が早い人は、意外と自分の作業効率をあげるという意識も、少しでも早く帰ろうという意識ももっていない。ではどのようなマインドで、仕事にのぞんでいるのだろうか。

■仕事が早い人に仕事が早いという自覚がない理由

 本当に仕事が早い人が、日常の業務のなかで考えていることは、いかに効率良くチームの目標を達成するかだけだ。本当に仕事が早い人と、仕事が早い人と思われたい人の違いと言うと似た印象を抱いてしまうが、自分の仕事に集中するためのマインドとチーム全体で目標を達成するマインドの間に大きな差があるのは、容易に想像できるだろう。

 このように本当に仕事が早い人は、自分が仕事が早いかどうかというマインドをもっていないため、その自覚をまったくもっていないと言える。

■本当の仕事が早い人になるためのテクニック

 いかに効率良くチームの目標を達成するかというマインドをもつと、仕事を早く進めるテクニックにも違いが生まれる。一般的にはExcelやWordなどのパソコンに関するスキルを高めることや、身の回りの整理整頓をして集中しやすい環境を作ることが、仕事を早くするためのテクニックとされている。

 しかしもう少し広い視野で、所属している部署をチームとして考えると、日頃のコミュニケーションこそが仕事が早い人になるための、もっとも効率の良いテクニックと言えるのではないだろうか。自分の苦手な部分は、自分よりスキルのある人に任せる。その代わりに自分がスムーズに行える業務を請け負う。といった役割分担を今一度考えてみることで、所属する部署にとっても、会社にとっても効率の良い、本当に仕事の早い人になることができるだろう。

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