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Google、Android Q Beta 2の提供を開始
Googleは3日、Android Q Beta 2の提供を開始した(Android Developers Blogの記事)。
Beta 2ではアプリ別・メディア別ストレージ「Scoped Storage」が新規インストールアプリで有効になり、吹き出し状に通知を表示してマルチタスキングを可能にする「bubble」のために拡張されたNotification APIや、複数マイクを切り替えたり可変指向性マイクの指向性を調整したりできるMicrophoneDirection APIが追加されている。また、Androidエミュレーターでは折り畳み型ディスプレイ搭載デバイスのテストも可能になっている。
なお、Android Qでは隠しAPIの使用制限が拡大されるが、妥当な使用方法については代替となる公開APIを提供するのが目標だという。そのため、制限のかかる隠しAPIの代替を見つけられないアプリ開発者は新たな公開APIをリクエストすべきとのこと。
Beta 2はBeta 1と同様、ベータプログラムに参加すればPixelスマートフォン全モデルで利用と可能になるほか、Androidエミュレーターで動作を確認することもできる。Android QアプリはAndroid Studio 3.3以降にベータSDKツールを追加すれば開発できるが、折り畳みディスプレイをエミュレーターでテストするには現在Canary版のAndroid Studio 3.5以降が必要になるとのことだ。
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