「1~2秒しか見えない標識は道路交通法に不適合」、地裁が交通違反を無効に

2019年4月4日 14:38

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記事提供元:スラド

 神戸地裁が、「道路標識が見えにくかった」という理由で交通違反の処分を無効にする判決を出した(FNN PRIME)。

 この標識は兵庫県西宮市の県道82号線に設置されていたもので、ほぼ直角のカーブにあり、また竹の葉で隠れてしまうためほとんど見えないという。

 神戸地裁はこれに対し、時速40キロで走行した場合、標識を認識できるのは1秒から2秒で、道路交通法に適合していないと指摘、処分を無効とする判決を言い渡した。

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