関連記事
- ホーム
- > 企業・産業
- > 自動車・二輪車・部品
- > 記事
4月1日、トヨタオーストラリアから驚くべき車種のニュースと画像が配信された。その内容とは、トヨタオーストラリアは、15年ぶりの新型が発売される「ハイエース」のコンパーチブルをオーストラリア市場において2,019台で限定販売することを明らかにした、といったものだ。オプションでパイも焼けるオープン仕様もあり、その名も「パイ・エース」だ。
【こちらも】トヨタ・アクア、日産・ノートe-POWERの駆逐を狙う 新型登場か
■意外とカッコイイ
このソフトトップを備えたハイエース・コンバーチブルは、2人乗りのロングホイールベースおよび超ロングホイールベースで構成され、5人乗りクルーバンおよび12人乗りとなり、ハイエースにあるべきルーフがバッサリと切り取られている。
トヨタオーストラリアの広報責任者は、「ハイエースが一般的な選択であることを否定しないが、ハイエース・コンパーチブルを使えば、より多くの人に人気が高まると期待している」と述べている。
また、「セミボンネットとより堅いフレームを備えた新しいハイエースの画期的な形状は、厳格な安全基準を維持しながら、コンバーチブルデザインに完全に適している」とも語っている。
■パイも焼ける、パイエースって・・・
そして、このコンバーチブルの後部テールゲートの後ろに、オプションで追加されるパイオーブンが付く「パイエース」仕様もあることだ。この「パイ・エース」には4つの調理ラックを備えたオーブンとグリルがあり、その最高気温は摂氏250度に達するという。
「PieAceは、一日中忙しいビジネスマンや宅配業者に、オージーのお気に入りミートパイで自分の体を養うことを可能にする」という。パイエースの中でパイまたはソーセージロールをセットし、ハンドルにあるボタンを使って希望の温度に設定するだけだという。そしてダッシュパネルのアラームにより、パイが出来上がったことを運転者に知らせる。
パイオーブン付きのハイエース・コンパーチブル「パイエース」の価格は来月の新モデル新型ハイエース発売で明らかにされるそうだが・・・
■やっぱり・・・
トヨタ・オーストラリアのニュースリリースはこう結んでいる。「これはエイプリルフールの冗談。現在、オーストラリアでハイエース・コンパーチブルもパイエースも販売する予定はない。」
そうだろうとは思ったが、あまりにも良くできたCGのために、これもありではないか、少なくともコンセプトモデルではないだろうかとも思えた。エイプリルフールを真剣に楽しむ文化のある国の企業は、手間も金も惜しまないようだ。日本の本社はどう思ったか知りたい。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- トヨタ「MIRAI」とレクサス「LS」、高速で手放し運転可能な「Advanced Drive」搭載
4/10 19:38
- ホンダのカーシェア「EveryGo」、シェアサイクル「HELLO CYCLING」などと連携
4/10 09:58
- EV充電のe-Mobility Power社、150億円調達 トヨタや日産、ホンダ、三菱自など出資
4/ 9 08:23
- クルマからボールまで対応のポータブル電動ポンプ、クラファンで販売
4/ 9 07:50
- トヨタとスバルが共同開発車を刷新、新型「GR86」と「BRZ」が発表
4/ 9 07:34
広告