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欧州議会、夏時間と冬時間の切り替えを廃止する法案を可決
headless曰く、 欧州議会は3月26日、夏時間と冬時間の切り替えを廃止するEU指令案を賛成多数で可決した(プレスリリース、The Verge)。
夏時間と冬時間の切り替え廃止は、EU市民の要求を受けて実施した意見募集で賛成が84%を占めたことから欧州委員会が提案していたものだ。欧州委員会の提案では2019年の発効となっていたが、欧州議会は2021年発効に先送りしている。
現在のEU指令では3月の最終日曜日に夏時間へ切り替え、10月の最終日曜日に冬時間(標準時)へ切り替えるよう各国に求めている。切り替え廃止にあたり、EU加盟各国は恒久的に夏時間を維持するか、冬時間を維持するかをそれぞれ選択可能だ。そのため、夏時間の維持を選択した場合は2021年3月の最終日曜日に最後の時刻切り替えを行い、冬時間の維持を選択した場合は2021年10月の最終日曜日に最後の時刻切り替えを行うことになる。
EU域では1980年まで各国が独自に夏時間と冬時間の切り替えを定めていたが、単一市場内で協調して切り替えを行うために統一された経緯がある。欧州議会では夏時間を維持する国と冬時間を維持する国が混在することで単一市場への混乱が生じないよう、EU各国と欧州委員会に調整を求めており、重大な影響を与えると欧州委員会が判断した場合には最大12か月の発効延期を提案することも可能だという。欧州議会は今後、EU理事会と協議して最終的な条文を決定する。
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