2016年に発売されたAirPodにバッテリー劣化問題

2019年3月27日 22:36

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Appleは2016年にケーブルがなくコンパクトなワイヤレスヘッドフォン「AirPods」を発表した。AirPodsに対しては賛否両論はあったものの、最終的には多くの人に受け入れられており、ワイヤレス充電対応の新型AirPodsの販売も予定されている。しかし、2016年版のAirPodsを購入した人の多くが、現在不満を言うようになってきているという。

 原因はリチウムイオンバッテリーの劣化にある。Apple Insiderが2016年と2018年版のAirPodを比較してテストしたところ、古いものは2時間16分後に動作しなくなった。これはスペックとして記されている動作時間の半分以下だ。

 企業側は絶対に不可能とはいえないものの、多くの場合、消費者が自分で交換できない構造にしている。その結果、消費者の買い換えサイクルが早まり、高価なAirPodやワイヤレスマウス、Bluetoothスピーカーがゴミ箱に捨てられる結果となっていると伝えている(TheAtlanticSlashdot)。

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