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5年後、AIが生活を変えていく IoTとAIが結び付きあらゆる機器が知能を持つ
AIが急速に普及していくこの頃だが、将来どの様な生活が待っているのか、楽しみでもあり不安でもある。「特殊詐欺」がなくならない。「アポ電強盗」なるものまで登場した。もはや、電話に出てはいけない時代のようだ。その一方でAIの普及がすさまじいのだ。しかしAIを育てるデータは、過去のものだ。一説には「男女格差が固定される懸念」が言われているが、それはAIが過去のデータを基に判断するからだ。新しい概念を生み出せるAIを作らねばならないが、それはAIが人間を支配できるということにもつながるだろう。
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5Gネットワークが実用になろうとしている。通信速度が飛躍的に速くなるだけだが、それがビジネスを変え、色々な技術を可能とする。実質的なリアルタイムの遠隔操縦が可能になり、ドローンによる離島への物資の運搬や、医療技術の進展をもたらす可能性が高い。もちろん、軍事利用は果てしなく、脅威の兵器を作り出してくるだろう。
60年ほど前、電話が無線で使える時代が来るとは考えられなかった。通信手段は手紙に限られ、FAXでさえも登場していない時代だ。現在のようなドライコピーもまだ普及していない時代、ビジネス資料は複写紙を挟んで書くしかなく、きつく力を込めて手書きして、コピーは5枚程度が精いっぱいだった。「それでも事足りるのよ!」とビジネスの先輩が言っていたのが印象的だった。確かにドライコピーが手軽になって資料が増えたが、始末する書類が増えただけとの印象がある。
その後、コンピュータが普及し始めると、「ペーパーレス時代」と言われていたのに紙はむしろ増えていった。ネットでメール通信が普及していったが、「電話のほうが速い」と感じていた。しかし今や、LINEの通信がなくては会話が成り立たないくらいだ。AIが普及すると「考えなくなる」と言われるが、実際はどうなのであろう。
「エッジAI 」が本命かもしれない。クラウドにAIが存在しても、判断を任せるには限りが出てしまう。5Gが普及するとかなり解消すると思われるが、やはり端末側(エッジ)にAIが存在し、その環境で必要なデータをネットも含めて収集し、最も現場に適した判断をするようになると実用性が高くなるのであろう。かつて中央処理コンピュータからパソコンに主力が移った時、コンピュータ処理が飛躍的に加速したのと同じであろう。
野村総合研究所が5年後の進歩を予測しているが、AIも現場のパソコンなど端末に装備され、5Gなどでつなががれた時、やはりAIの普及は飛躍的になるものと感じる。何より、過去のデータでAIを育てると、古い考え方が固定化し、進歩を妨げる恐れは大きい。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る)
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