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ビル・ゲイツ、地球の気候変動問題解決には原子力が必要
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 ビル・ゲイツ氏が原子力発電ビジネスに興味を持っていることは以前より報じられている。氏は「進行波炉」と呼ばれる原子力発電技術を手がけるTerraPowerに出資しており、地球の気候変動に対処するには原子力発電が重要だと主張しているそうだ(SFGATE、GIGAZINE、Slashdot)。
進行派炉は劣化ウランを使用し、長期にわたって燃料交換が不要という特徴がある(過去記事)。こういった次世代原子炉による発電は24時間利用可能で、気候変動にも十分対処できる理想的なエネルギー源だとし。事故のリスクは技術革新によって解決できるとしている
The Washinton Postによると、ゲイツ氏は自身が設立した研究企業TerraPowerへ個人的に10億ドル(約1100億円)を投資、さらに民間資金で10億ドルを調達する予定。さらに、ゲイツ氏は民主党・共和党両党の議員と会い、原子力の必要性を説得。その甲斐あってか、進行波炉や小型の原子炉を開発するために必要な予算として2億2100万ドル(約240億円)が承認された模様。
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