米国、有線インターネット接続利用者のトラフィックも増加傾向

2019年1月30日 22:39

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 OpenVaultが行った調査結果によると、米国では有線インターネット接続の利用者によるデータ通信量が年々増加しているという(Ars TechnicaSlashdot)。

 1世帯当たりのデータ転送量は2017年全体の平均値では201.6GB/月だったが、2018年6月末では226.4GB/月、2018年12月では268.7GB/月と増加傾向にある。また、2018年12月の調査結果では4.1%の世帯で月間のデータ転送量が1TBを超えていたそうだ。転送量が1TBを超える世帯は昨年は2.1%ほどだったとのことで、前年比でほぼ2倍に増加している。

 また、転送量が一定値を超えた場合に支払う金額が増えるような契約もあるが、こういった契約を利用しているユーザーはデータ利用量が少なくなる傾向もあるという。実際、こういった制限のない(定額料金制の)世帯の平均使用量は282.1GBなのに対し、使用料によって料金が変動する契約を利用している世帯の平均使用量は258.2GBで、定額料金制世帯のほうが平均で9%ほど利用データ量が多いという。

 また、定額料金制の契約の場合1TBを超える世帯の割合は4.82%、そうでない場合で1TBを超える世帯の割合は3.81%だったという。

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