ジェイエムウエストン、東京・青山の日本1号店をリニューアル

　仏シューズブランド「ジェイエムウエストン（J.M. WESTON）」が、東京・青山店を新コンセプトブティックとしてリニューアルオープンした。
　1891年に創業した同ブランド。1993年に日本での本格展開を始め、東京・青山の骨董通りに1号店である同店をオープンして四半世紀となる。1974年から数々の仏ブランドを包括するEPIグループに属し、2018年1月には、オリヴィエ・サイヤールがアーティスティック・イメージ＆カルチャー・ディレクターに就任している。
　同店は、オリヴィエ・サイヤールが手がける世界初のブティック。サイヤールの記憶にある幼少期の博物館と工場、その境界線上にある図像学（イコノグラフィー）をブティックのコンセプトとして取り入れている。
　ヘリンボーンの寄木細工を施した「W」のモチーフが印象的なフロアには、様々な形のショーケースを設置し、ジェイエムウエストンを代表するシューズとレザーコレクションを販売する。明るい色調の木材とメタルを使ったサイズ違いのショーケースは、各地の自然史博物館の館内から着想を得たものだ。明るく開放感ある店内の壁には美術館の絵画のように、リモージュの工場で培われたメソッドを注ぎ込んだシューズを陳列している。
　1963 年の名品と称されるスピーカー（JBL / Lancer 77）やアンプの中では名機と言われている1979年のアンプ（SANSUI / AU-9500）を採用し、店舗の音響にもこだわる。また、サイヤール監修のもと日本ブランド「サイ（Scye）」と共同制作をしたユニフォーム（ショップコート、エプロン）を導入している。

■ジェイエムウエストン 青山店

住所：東京都港区南青山 5-11-5 住友南青山ビル1 階

営業時間：11：00〜20：00

TEL：03－5485－0306
■「ジェイエムウエストン」公式サイト