関連記事
世界のファンが熱狂するヴァージルの「ルイ・ヴィトン」 2019秋冬メンズショーを開催
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、1月17 日(仏現地時間)、ヴァージル・アブローをメンズのアーティスティック・ディレクターに迎えて2回目となるショーを行った。
場所は、チュールリー公園のテント。デジタルサイネージとグラフィティーを施したテントを入ると、そこはニューヨーク。イーストヴィレッジやロウアーイーストを思わせる街並み、対岸から見えるマンハッタンの夜景などのセットを組んだ。ストリートミュージシャンを思わせるバンドが登場。演奏し終えたところで、ショーがスタートした。
今回のコレクションで、多く見られたのがテーラリング。グレーをはじめとするシックなカラーのものが多い。しかし、そこはヴァージル流。あくまでストリートカルチャーのスピリットに溢れた新解釈が魅力だ。ゆったりとしたスーツにハーフパンツやダウンジャケットなどを合わせるなどスーパーレイヤードを用いながら、ワントーンでまとめたことで、落ち着きをまとった。
ヴァージルらしいインパクトあるデザインも目をひく。星条旗柄のコートやモヘアトップスやマフラー、様々な人種を描いたシャツ、万国旗柄アイテム、レインボーカラーとアメリカや多様性を感じさせる要素に溢れている。
「ルイ・ヴィトン」のヘリテージも独自のアプローチでまるっきり新しいピースとして生まれ変わった。ポシェットがくっついたかのようなモノグラムのブルゾン、ムートンやレザーアウターの押されたLV柄などが見られた。アクセサリーもユニークなものが次々に登場した。中でも注目は、光るバッグやスニーカー。光だけでなく色もかわり、まさにネオンのようだ。
先日、ファーストコレクションをローンチしたヴァージルによる「ルイ・ヴィトン」。東京・原宿のポップアップショップで出来た大行列が物語るように、熱狂的な人気となっている。今の世代を代弁するかのような捻りが効いたアイデア、トップメゾンだからこそのリュクス素材とクラフツマンシップ。「ルイ・ヴィトン」は、2019秋冬も全世界のファンを魅了するに違いない。
また、会場には世界のセレブリティが来場。日本からは、三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典も姿を見せ、華を添えた。
取材・文:山中 健
・ルイ・ヴィトン2019秋冬メンズコレクションのルックを見る
■来場したセレブリティー
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク