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抗アレルギー薬デザレックス、使用期限内全ロットを自主回収
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 花粉症などのアレルギー性鼻炎を抑える目的などで使われる抗アレルギー薬「デザレックス」を販売する杏林製薬が、現在流通しているデザレックスの全ロットを回収する(ミクスonline)。
同剤の原薬保管施設が外国製造業者認定を取得していなかったため。同社は手続き上の問題であるため製品の品質や安全性、有効性に問題は無いとしている。
デザレックスは抗ヒスタミン薬の一つで、眠気の副作用が少なく、添付文書にも自動車運転注意の記載がない。国土交通省が「航空機乗組員の使用する医薬品の取扱いに関する指針」で規制していない(つまりパイロットが服用可能な)薬剤の一つである。
昨シーズンは需要超過のため供給不足となり、品薄の時期があったほどの人気商品だ。今シーズンは品薄どころか完全回収であり、国民にとっても不幸な事態となってしまった。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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