ナイキ、“駅伝”着想のランニングシューズ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットなど

2019年1月7日 22:09

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記事提供元:ファッションプレス

 ナイキ(NIKE)より、日本独自のデザインが施されたスニーカー「EKIDEN PACK」が登場。

 5つのシューズからなる「EKIDEN PACK」は、お正月の風物詩である駅伝から着想を得たスニーカー。アッパーは、ホワイトをベースに蛍光レッドのスウォッシュを配し、日本の国旗を連想させるカラーリングに仕上げた。ミッドソールには、銀箔を散らした和紙をインスピレーション源に、シルバーの斑点を施し、日本伝統の藍染をイメージしたインディゴカラーがアクセントとしてあしらわれている。登場する5つのモデルの中でも最も注目したいのは、推進力を感じさせるフルレングスのカーボンファイバープレートを搭載した「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」だ。

■「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」とは

 3人のマラソンランナーが2時間の壁に挑戦した2時間の壁に挑戦するプロジェクト「ブレイキング2(Breaking2)」にあわせて開発された「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」。同シューズを着用し、2018年10月にはシカゴマラソンで大迫傑が2時間5分50秒という日本記録を更新。9月には、プロジェクトに参加したエリウド・キプチョゲが、同シューズをベースにしたモデルを着用してベルリンマラソンで世界記録を樹立した。

 最も特徴的なのは厚底のソール「ヴェイパーフライ 4%」だ。超軽量のNike ZoomXクッショニングが、Nike史上最も高いエネルギーリターン率を実現し、フォーム内側のカーボンファイバー製プレートが、踏み出すたびにかかとの下で跳ね返り、足が自然に前へ進むような感覚を生み出す。その走り心地に、2016年リオオリンピック銅メダリストのマラソンランナー、ゲーレン・ラップは「もうこれなしでは生きていけない。まるで下り坂を走っているみたいだ」と話している。

■箱根駅伝でも活躍

 2019年1月2日(水)、3日(木)で開催された「第95回箱根駅伝」でも230人のうち95人の選手が着用していたという。ナイキの公式ホームページにてその情報が発表された。なお、今大会は区間新記録が続々と更新された大会でもある。その区間新記録樹立を成し遂げた一部選手も着用していたことから、この“厚底ソール”はさらに脚光を浴びている。

■「EKIDEN PACK」のその他モデル

 その他4つのモデルには、駅伝ランナーたちがトレーニングなどで着用する耐久性に優れた「ナイキ ズームフライ フライニット」、一般ランナーなど、日々の練習にも適した「ナイキ エア ズーム ペガサス 35」などが登場する。

【詳細】EKIDEN PACK発売日:2018年12月20日(木)価格:・ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット 28,080円(税込)・ズームフライ フライニット 17,280円(税込)・エア ズーム ペガサス 35 12,960円(税込)・エア ズーム スピード ライバル 6 9,180円(税込)・ズームフライ SP 19,440円(税込)【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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