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米国で「返品」された商品の行方は?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 National Retail Federationによると、昨年米国で実店舗の小売業者やオンラインストアで購入された商品のうち、約3,510億ドル相当の商品が返品されていたという(CNBC、BUSINESS INSIDER、Slashdot)。
またUPSが発表したデータでも、12月19日の1日だけで150万個の荷物が返品されたと推定されている。そのため、最近では顧客が返品した商品を再販する業者が増えているという。Casey Parris氏もその一人で、1日に約5時間リサイクルショップを訪れて在庫を物色しているという。返品された「非常に安い品」を手に入れ、マーケットプレイスやeBayで再販するのだという。
米国の大手小売業者では、返品された商品をメーカーに戻すことは少ないようだ。返品に必要な手続きや人件費が高く付くためだ。また、保管コストが高くつく。これらのコストを相殺するため、小売業者は再販業者と協力して返品および超過品目を処理しているという。
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