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乱獲により激減するオーストラリアのサメ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 オーストラリア東部沿岸でのサメの個体数が大きく減少しているという(AFP、Communications Biology誌掲載論文、Nature Asia)。
食用の捕獲ではなく、遊泳場所に向かわせないための駆除が原因とされている。サメの命は海生哺乳類よりは軽いようだ。
オーストラリア東部の沿岸部におけるサメの個体数は過去55年間で減少が続いており、回復する兆しもほとんどないという。この研究では、サメによる被害を防ぐために政府が設置した網や罠で駆除したサメの数を推定、ここからサメが減少したと結論付けている。
一方で人間がサメに襲われる件数は減っておらず、今年はすでに27件が発生しているという。ただ、サメ被害の増加は海を訪れるレジャー客の増加という要因もあるようだ。
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