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10月の外食市場規模は好天に恵まれた2カ月ぶりプラスに リクルート調査
リクルートライフスタイルの発表によると、10月の外食市場規模は3,330億円で2カ月ぶりに前年比プラスとなった他、10月としては2013年以降過去最高の数字となったことが分かった。
【前月は】9月外食市場規模は悪天候で2カ月ぶりのマイナスに リクルート調査
■10月として過去最高の3,330億円
11月29日、リクルートライフスタイルが2018年10月度の外食市場調査を発表した。10月における首都圏・関西圏・東海圏の外食市場規模は3,330億円で、前年同月比135億円の増加。2カ月ぶりに前年同月比プラスとなるとともに、2013年以降10月として過去最高の数字だった。前年と比較して日曜日が1日少なかったものの、好天に恵まれたことと、前年10月に悪天候だったことが今年のプラスに作用したとのこと。
■地域別では東海圏が減少
地域別では首都圏が2,047億円(前年比:97億円増、以下同じ)。関西圏が918億円(58億円増)、東海圏が366億円(19億円減)だった。内訳として、外食頻度は首都圏(4.39回)と関西圏(4.07回)が微増、東海圏(3.52回)が微減。外食単価は首都圏(2,546円)、東海圏(2,123円)が微減、関西圏(2,567円)が横ばいとなっている。
■居酒屋、焼肉店が好調
業態別で市場規模が大きく伸びたのは、居酒屋で749億円と前年比59億円の増加、バーなども127億円で同18億円増、スナックなども70億円で同17億円増と、飲酒主体の業態が好調だった。また、焼肉・ステーキ・ハンバーグ等の専業店が328億円で同24億円増、ファミリーレストラン・回転すし等も234億円で同16億円増となっている。
■和食料理が不振
業態別で不振だったのは、和食料理店が480億円で前年比12億円減、アジアン料理店が52億円で同4億円減、その他各国料理店が28億円で同5億円減、カラオケボックスが12億円で同4億円減だった。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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