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米政府、温暖化で経済に悪影響との報告書 トランプ大統領は信じないと明言
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 米政府が11月23日、気候変動に関する報告書「第4次全米気候評価 第2巻」を発表した。報告書によると、今後適切な対応を取らない限り2100年までに米国の国内総生産の最大10%の経済損失が生じるという(朝日新聞、New York Times、Slashdot)。
被害としては山火事やハリケーン、海面水位の上昇による洪水の増加などが実際に発生しているそうで、被害額は2015年以降で4000億ドル近いとのこと。こういった問題は2014年時点ですでに予測されていたが、それが現実のものになっているようだ。
いっぽう、米トランプ大統領はこの報告書について(経済への影響は)「信じない」とし、現時点で特に米国が対応を行うことはないと述べている(朝日新聞の別記事、BBC、Slashdot)。
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