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TSUTAYA、「平成レンタルランキング」発表 平成以後は複合商業施設化か
(画像: TSUTAYAの発表資料より)[写真拡大]
TSUTAYAは21日、映画やドラマシリーズ、音楽における「平成レンタルランキング」を発表した。2018 (平成30) 年12月末時点の累計レンタル見込み数をもとに作成したとしている。
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各ランキングは以下の通り
■平成歴代映画ランキング
1位 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち、2位 ハリー・ポッターと賢者の石、3位 となりのトトロ、4位 モンスターズ インク、5位 千と千尋の神隠し、6位 ショーシャンクの空に、7位 アルマゲドン、8位 ハリー・ポッターと秘密の部屋、9位 スパイダーマン、10位 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■平成の人気シリーズ映画ランキング
1位 24 TWENTY FOUR、2位 ONE PIECE シリーズ、3位 映画 クレヨンしんちゃん シリーズ、4位 映画ドラえもん シリーズ、5位 劇場版 名探偵コナン シリーズ
■平成音楽レンタルランキング
1位 ALL SINGLES BEST(コブクロ)、2位 All the BEST!1999-2009(嵐)、3位 いきものばかり ~メンバーズBESTセレクション~(いきものがかり)、4位 Mr.Children 1992-1995(Mr.Children)、5位 海のYeah!!(サザンオールスターズ)
平成の30年を振り返るきっかけとして平成を彩る名作の数々が並んでいる。誰もが一度は目にしたり耳にしたりしたことがある人気作品ばかりである。
一方で従来のレンタル事業は危機に窮している。NetflixやAmazonなどの定額制サービスが隆盛を誇り、レンタル事業は縮小の一途をたどっているのだ。
当然、TSUTAYAも時代に即して動画見放題の「TSUTAYAプレミアム」を提供、柔軟なサービス転換は行っている。
ただしTSUTAYAの場合は「逆張り」戦略を取っていることも注目である。「徳間書店」や「主婦の友社」を買収、縮小が続く書籍市場のなか、1店舗あたりの面積を拡大させて大型店にシフトさせているのだ。
そこには書籍のみならず「家電」や「カフェ」など、複合商業施設を目指していくかのような動きがある。TSUTAYA事業を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田社長も「モノではなくライフスタイルを売る」と明言。あくまでもリアルを追求して、コンシェルジュのような生活を提案できる企業を目指していくという。
「Tポイント」というデータとしての強みも持つTSUTAYA、その動きには今後も注視をしていきたい。
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