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ジェネリック医薬品が選ばれない理由、安全性や効果への疑い
先行品よりも価格が安く、医療費削減のために積極的な利用が推進されているジェネリック医薬品だが、山梨県ではその利用率が低迷しているという。同県がその対策のため調査を行なったところ、ジェネリック医薬品が使われない理由として「患者が新薬を希望するから」との回答が医師や薬剤師から得られたそうだ(読売新聞)。また、患者や保護者への調査ではジェネリックを利用したくない理由として「安全性が心配」(76.9%)、「効果が心配」(46.2%)といった回答が多かったという。
山梨県では15歳(一部は18歳)までの子供の医療費が無料化されているが、そのため先発品を使いたいと考えているというのもある模様。山梨県のジェネリック医薬品の処方率は64.0%で、全国ワースト2位だそうだ。
ジェネリック医薬品について懐疑的な声はネットにもあり、この記事に対するはてなブックマークコメントでもジェネリック医薬品は有効成分は同じでも添加物等が異なるから先発品と完全に同じではない、実際に効きが悪いと感じたから使いたくないという意見や、ジェネリック医薬品は安全性に対し疑問があるという意見なども出ている。安全性や効果などに対し懐疑的な傾向は山梨県だけの話ではないようだ。
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