NY金:反落で1191.70ドル、米加貿易交渉妥結で安全逃避の買い縮小

2018年10月2日 07:31

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記事提供元:フィスコ


*07:31JST NY金:反落で1191.70ドル、米加貿易交渉妥結で安全逃避の買い縮小
NY金先物12月限は反落(COMEX金12月限終値:1191.70 ↓4.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比−4.50ドルの1オンス=1191.70ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めて一時1188.10ドルまで売られた。1日発表された9月ISM製造業景況指数は市場予想を下回る59.8に低下したことから、安全逃避の買いが観測されたが、米国とカナダの貿易交渉が妥結し、米国、カナダ、メキシコの3カ国で新たな貿易体制が構築されることから、金先物の上値は重くなった。米国金利の先高観が広がっていることも金先物の反発を抑える一因となったようだ。《CS》

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