Chrome Canary、検索時に検索語句だけをOmniboxに表示する機能テスト中

2018年9月24日 21:32

印刷

記事提供元:スラド

Chrome Canaryで既定の検索エンジンを使用して検索を実行した際、OmniboxにURLを表示せず検索語句のみを表示する機能のテストが行われている(Android Policeの記事François Beaufort氏のGoogle+投稿Chromium Gerrit 1229493)。

つまり、Web検索を実行した場合にOmnibox(アドレス/検索ボックス)が検索専用ボックスのような動作になるというものだ。ただし、Omniboxに直接検索語句を入力した場合だけでなく、Webページ内の検索ボックスから検索した場合や、選択したテキストのコンテキストメニューから検索した場合にも検索語句のみがOmniboxに表示される。

前に検索した語句を編集して新しいタブで検索するといった場面では便利だが、それ以外の場面ではあまり意味がないようにもみえる。検索結果のURLをコピーすることもできない。なお、URLまたはURLのように見える語句(「cat.dog」「cat.dog/rat」など)を検索した場合、Omniboxには検索結果のURLが表示された。

この機能はデフォルトで無効になっており、利用するには「chrome://flags/#enable-query-in-omnibox」を「Enabled」に設定する必要がある。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Chrome | インターネット | Chromium | デベロッパー | IT

 関連ストーリー:
URLに変わる新しい仕組みを模索するGoogle Chrome開発者ら 2018年09月11日
Android版Chrome、低速接続時のJavaScript無効化機能をデフォルトで有効にする計画 2018年08月26日
Chrome 69では再起動するたびにWebサイトごとのFlash使用許可が必要に 2018年08月25日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事