08サーカスの2019年春夏ウィメンズコレクション 着ることで存在を示すスタンダードウェア

2018年9月20日 22:18

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記事提供元:ファッションプレス

 08サーカス(08sircus)の、2019年春夏ウィメンズコレクションを紹介。

■着る人自身に溶け込むスタンダードウェア

 スタンダードなウェアを揃えた今シーズン。着ると日常や風景、着る人自身に溶け込むようにして馴染み、存在感を際立たせる。ペールブルーや濃紺、オレンジ、ピンク、ベージュなど、服を染める色彩はいずれも穏やか。光を含んだ透明感のあるカラーは、柔らかくも洗練された印象を与える。

■ジャカード花模様ガウン

 クロスステッチのように見える花柄は、刺繍ではなくジャカード織りで表現されたもの。ライトブルーの花が映えるロングガウンは明るいピンクに彩られ、快活でヘルシーな空気感を纏っている。

■クリーンで抜け感のあるスタイリング

 クリーンなライトブルーのストライプシャツは、生地の分量をたっぷりととって仕立てられた1着。あえてシャツの後ろの裾だけをボトムスから出して着ることで、より空気を含んだ、抜け感のある着こなしが完成する。ラインの細いストライプのロングコートは、淡い色彩とソフトな生地によって生み出される、澄み渡ったプレーンさが魅力。オーバーサイズのシルエットながら、ラフさよりもクリーンなムードが前面に表れている。

■レイヤードで独自のスタイルを

 一見ベーシックに見えるアイテムを組み合わせることで見えてくるのは、レイヤードの楽しさ。パンツの上にラップスカートを履いたり、光沢感のあるグリーンのチェックシャツに同素材の色違いでピンクのシャツを羽織ったり、ベーシックなアイテムを気負いなく一緒に着ることで、伸び伸びとした、独自のスタイルが生まれる。

 軽やかな素材で仕立てたドローストリングのブラウスは、動きのあるギャザーや丸みを帯びたフォルムがフェミニンな雰囲気を演出。組み合わせたアシンメトリーのボトムスが作り出すアンバランス感が、アーティスティックな雰囲気を演出する。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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